【肘部管症候群による骨間筋の萎縮】90代女性の症例紹介
- mikiiyasinoseikots
- 11月12日
- 読了時間: 2分
こんにちは。みき癒やしの整骨院の有吉です。
今回は、「肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)」による骨間筋の萎縮がみられた、90代女性の症例をご紹介します。写真は、実際に当院へ来院された方の手の様子です。
肘部管症候群とは?
肘の内側には「肘部管(ちゅうぶかん)」というトンネルがあり、その中を尺骨神経(しゃっこつしんけい)が通っています。この神経が圧迫されると、手の小指・薬指のしびれや、指の筋肉(特に骨間筋)の萎縮が起こります。
進行すると、・指先が動かしにくい・ペットボトルのフタが開けにくい・手がやせたように見えるといった症状が見られることもあります。
当院での対応
この方は「最近、小指の力が入らない」「手が細くなってきた」とのことで来院されました。
初回の評価で、・肘の内側での神経圧迫反応(Tinel徴候)・骨間筋の明らかな萎縮が確認できました。
当院では、
超音波施術・マイクロカレント療法 による神経周囲の循環改善
手指・前腕のリハビリ による動きの再教育
肘周囲の可動域調整 で神経ストレスを軽減などを中心に行っています。
ご高齢の方でも、「痛みを抑えながら無理なく改善を目指す」ことを大切にしています。
まとめ
肘部管症候群は放っておくと、筋肉の萎縮や動きの制限が進行してしまうことがあります。「しびれが続く」「手が細くなってきた」と感じたら、早めのケアがとても大切です。
みき癒やしの整骨院(三木市末広)

では、神経性のしびれや筋萎縮にも対応し、日常生活が少しでも快適に過ごせるようサポートしています。

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